東海大菅生が関東4強入り センバツ出場の春日部共栄を圧倒
「春季高校野球関東大会・準々決勝、東海大菅生6-1春日部共栄」(20日、市営大宮)
東海大菅生(東京)が今春センバツ出場の春日部共栄(埼玉)を圧倒し、優勝した1996年以来の4強へ進出した。背番号1の中村晃太朗投手(3年)が先発した19日に続いて登板。六回から救援し、4回無失点で試合を締めた。
タフネス左腕が頼もしい。「練習とかでもノースローの日はあまり作らない」と連投を苦にせず。初戦に11得点でコールド発進した相手にホームを踏ませなかった。若林弘泰監督も「連投の方がいい」と信頼を置く。
打線も8安打6得点を奪い、プロ注目の相手エース・村田を攻略した。昨秋の東京大会で準優勝ながら、聖地出場はかなわず。「センバツに出場したチームには負けたくない」と、今大会から攻撃的2番を担う小山翔暉捕手(3年)は悔しさをバネに2安打で貢献した。