ロッテ・レアード早くも17号 サヨナラ負けで空砲も56発ペース

 「オリックス5-4ロッテ」(22日、京セラドーム大阪)

 ロッテのブランドン・レアード内野手が一度は逆転となる17号2ランを放った。

 2点を追った六回。清田の連夜の3号ソロで1点差とした。続く井上は振り逃げで出塁して無死一塁。3-1から榊原のフォークをすくい上げた。

 打球は左中間に伸びたが「入るか分からなかったから一生懸命走ったよ。入ってくれて良かった」。ギリギリで飛び込んだ。

 前の2打席は空振り三振、そして二飛だった。「前の打席まではスランプだと思っていたけど、そうじゃなかったね」と振り返って、こう続けた。

 「新たな気持ちで打席に入った。清田の本塁打でスタートを切って流れを変えた。井上が一生懸命走った。そこでキッチリと捉えてホームランが出た。確かに流れを変える効力はある」

 今季2度目のサヨナラ負けで空砲にはなった。だが、56発ペース。レアードの存在感は日を追うにつれてますます高まっている。

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