巨人・金城コーチの長男・飛龍が延長V打 東海大相模 初Vへ…決勝は“東海大”対決
「春季高校野球関東大会・準決勝、東海大相模4-1山村学園」(22日、大宮公園野球場)
東海大相模が17年以来となる決勝進出を果たした。延長十回に巨人・金城龍彦ファーム打撃兼外野守備コーチ(42)の長男・飛龍内野手(3年)が決勝の2点適時三塁打。初優勝を懸け、決勝では東海大菅生との“東海大”対決に挑む。
殊勲打を放ち、三塁ベース上で喜びを爆発させた。延長十回1死二、三塁。「正直どのコースとか覚えてない」と夢中で振り抜き、攻めあぐねていた山村学園のプロ注目左腕・和田の直球をはじき返した。
「2番・右翼」で先発出場したが、内外野をこなす万能さが売りだ。準々決勝までの3試合で2安打だったが、この日はマルチ安打と復調気配。20日の試合では応援に駆けつけてくれた父譲りの全力プレーで、チームを関東制覇へ導く。