東海大相模が春の関東大会で初優勝!菅生との“東海対決”を制す
「春季高校野球関東大会・決勝、東海大相模7-3東海大菅生」(23日、大宮公園野球場)
東海大相模が大会史上初、東海大系列校同士の決勝を制し、初優勝を飾った。
ユニホームもほぼ同じ、“東海対決”となった頂上対決。先制は相模だった。一回、鵜沼がプレーボール直後の初球をたたき、左越えの先頭打者本塁打。さらに、遠藤の適時打、茂谷の犠飛で3点を奪った。四回には松本のソロ、五回には山村の適時打で加点。六回も鵜沼、金城の適時打で2点を加え、リードを広げた。先発野手全員の14安打7得点で打ち勝った。
投手陣は1年生の石田が先発。3回を1失点に抑えると、野口、佐竹、紫藤とつなぎ、菅生の反撃をかわした。春の関東大会では5度目の決勝で、初めて頂点に駆け上がった。
菅生は今大会3試合で20回無失点のエース左腕・中村晃ではなく、左腕の新倉が先発。だが、初回に3失点して主導権を握られると、劣勢の展開をはね返せなかった。