立命大・坂本 守備3失策も粘投でVに王手
「関西学生野球、立命大6ー4同大」(25日、わかさスタジアム京都)
1回戦2試合が行われ、立命大と近大が先勝した。立命大はプロ注目の坂本裕哉投手(4年)が9回を6安打4失点でリーグトップの5勝目。26日の2回戦に勝てば、39度目のリーグ優勝が決まる。優勝の可能性を残す近大は、相手の失策にも乗じて五回に5点を奪い勝負を決めた。
立命大の左腕・坂本の粘りで、リーグ優勝に王手をかけた。計3失策と守備が乱れた中でも、崩れることなく1人で投げきり自責は1。「リズムが悪くて乗っていけなかった」と反省したが「優勝がかかっていて大事だという意識はあった」とエースの役割を果たした。後藤昇監督(58)は「明日優勝旗をもらえれば」と気を引き締めた。