立命大がサヨナラ押し出し四球で優勝 2季ぶり39度目
「関西学生野球・立命大4-3同大」(26日、わかさスタジアム京都)
立命大が延長十二回に押し出し四球によるサヨナラ勝ちで、2季ぶり39度目の優勝を決めた。
同点の延長十二回だった。1死からの安打と失策で一、三塁となったところで、敬遠を挟んで満塁に。ここで代打・大杉直輝が3ボール1ストライクからの5球目を冷静に見極め、押し出し四球で死闘に決着が付いた。
立命大は初回に、1死二塁の場面での暴投の間に、二走・渡辺理玖外野手(3年)が一気にホームに生還して先制。四回には2死から百田風太郎外野手(3年)が右越えの打球を放つと、相手守備がもたつく間にダイヤモンドを走り抜け、ホームに滑り込むランニングホームランで追加点を挙げた。
同点に追い付かれた直後の七回には、1死二塁から橋本和樹内野手(3年)の右翼への適時二塁打で勝ち越しに成功していた。投げては先発した有村大誠投手(3年)が、9回3失点と力投。6月10日から神宮球場と東京ドームで開催される大学選手権の出場も決まり、1回戦では東海大と対戦する。