「楽天４－１オリックス」（２６日、楽天生命パーク宮城）

　楽天・今江年晶内野手（３５）が、自らの失策を取り返す好守＆豪快弾を見せた。

　２点リードの七回１死一塁から頓宮の三塁ゴロをはじく失策。だが、続くマレーロが放った三遊間のゴロを横っ飛びで好捕すると、併殺を完成させた。

　「（失策は）あれを捕ってナンボなんですけどね。でも、その後何とかアウトにできて、無失点で抑えられて良かった」と今江。ただ、これでは終わらない。直後の七回裏の攻撃で魅せた。

　先頭打者でオリックス３番手・比嘉から左翼席へ運ぶ貴重な追加点となる今季１号ソロを放ち、突き放した。「球場（のビジョン）に本塁打の数が表示されるのでゼロだと寂しいので、何とか『１』を付けられて良かった」と喜んだ。

　恒例となる「ガールズデー」では２年連続の本塁打。黄色い声援を受けての一打に「やっぱり女性の力はすごいと思う。１人でも女性ファンが増えてくれれば良いですね」と笑顔を見せていた。