巨人ドラ1高橋、虎倒誓った!幼少期から虎党…憧れ初甲子園「声援を勝手に味方に」

 28日の阪神戦(甲子園)に先発する巨人のドラフト1位・高橋優貴投手(22)=八戸学院大=が27日、川崎市のジャイアンツ球場で指名練習に参加した。プロ初勝利をもぎ取った阪神とは過去2度の対戦で、ともに6回1失点と好投。幼少期からあこがれだった甲子園のマウンドに初めて立つ左腕が、敵地でも“虎キラー”ぶりを発揮する。

 今季3度目となる伝統の一戦は、高橋にとって自身初となる敵地・甲子園が舞台。「こんなに早く甲子園で投げられると思っていなかった。憧れていた場所なので」。聖地のマウンドに思いをはせながら、言葉は熱を帯びた。

 幼少期から虎党だった左腕。観戦のため茨城から甲子園を訪れ、声を張り上げて応援したこともあったという。「熱心なファンが多いと思う。でも、その声援を勝手に味方につければ、いいパフォーマンスができると思う」。敵地の大歓声をも力に変えるつもりだ。

 過去2度の対戦では1勝0敗、防御率1・50と虎キラーの片りんを見せた左腕。今回は対左打者封じをポイントに挙げる。ここまで新人王を争う近本は6打数無安打に抑え、福留は4打席の対戦で2つの三振を奪っている。「つながると嫌な打線ですし、足もある選手もいます」と、警戒は怠らない。

 前回本拠地2連戦でよもやの連敗を喫した原監督は「恥ずかしくない試合をしたい。しっかり勝てるように」と気を引き締めた。高橋も「工夫が必要になる。相手の反応を見たり、いろいろな部分で勝負できればなと思います」と力を込めた。交流戦前最後の6連戦で初戦を託された若き左腕が、今回も得意の虎狩りを果たす。

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