中日・高橋、残り4戦プロ野球新の月間9猛打賞なるか 村上コーチが平常心のススメ
中日・高橋周平内野手(25)に、村上隆行打撃コーチ(53)が平常心のススメを説いた。プロ野球新記録となる月間9度の猛打賞、そして自身初の月間MVPも視野に入れるが「(月間MVPは)取れればいいけど、あくまで付録。結果を求めることが一番敵になる」と、これまで通り一打席ごとに集中することを求めた。
26日のヤクルト戦(神宮)は3号ソロを含む3安打の固め打ちで、3試合連続猛打賞。3安打以上は月間8度目で、川上哲治やイチローらが持つプロ野球記録に並んだ。
今や打線の核になっている絶好調の主将に、同コーチは「自分のポイントで打てている。一打席一打席、しっかり準備してできている」と目を細める。高橋は「結果が出ているのはいいことじゃないですか」と好調な打撃を喜びつつも、記録に関しては「うれしいとかそういう気持ちはないです」と平静を強調する。5月は残り4試合。偉大な記録に高橋が挑む。