山田久志氏が背番号25阪急ユニで始球式「22勝した?大したことないな」
「オリックス-ソフトバンク」(28日、京セラドーム大阪)
『KANSAI CLASSIC 2019』と銘打って行われた。オリックスは阪急ブレーブス時代の1970年、71年に着用したホーム用のユニホームを着用。ソフトバンクは同時期の南海ホークスのビジターユニホームを着用した。
試合前のセレモニアルピッチにはOBの山田久志氏が登場。入団当初に着けていた背番号25のユニホームでマウンドに上がり、打者・吉田正尚、捕手・伏見寅威に対してノーバウンドの投球を披露してみせた。
「あれが精いっぱい。届いて良かったよ。このデザインはよく覚えている。22勝した?大したことないな。あのころはエース級はみんな20勝くらいはした。特に騒がれることもなかったね」
最下位に沈む古巣オリックスについては「投手は全体的に頑張ってくれている。投打のバランスが崩れているかな。かみ合ったらまだ差は付けられていないから上に行くことはできると思う。交流戦までになんとかいい形をね。今年のセ・リーグは全体的に投手が弱い。交流戦で勢いを付けてほしいね。(福良)GMも決まったことやしね」と巻き返しを期待していた。