オリックス・山本3勝目 防御率トップに浮上!“鷹キラー”24イニング無失点

お立ち台でポーズを決める山本(左)と小田(撮影・坂部計介)
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 「オリックス3-1ソフトバンク」(28日、京セラドーム大阪)

 オリックス・山本由伸投手が7回無失点の力投で3勝目(2敗)を飾った。打線は24試合ぶりの2桁安打を放ち、最下位からの巻き返しへきっかけとなる勝利を飾った。

 「KANSAI CLASSIC 2019」と銘打って行われた一戦。オリックスは阪急ブレーブス時代の70年、71年ホーム用のユニホームを着用し、同時期の南海ホークスのビジターユニホームを着たソフトバンクと対じした。

 “勇者ユニ”をまとった山本は初回から空振りの三振を2つ奪う好発進。三回に小田の先制適時打などで3点のリードをもらうと、この日の山本にはもう十分だった。「ピンチもたくさんあったが、粘り強く投げられたのが良かった」。7回を9奪三振で、首位・ソフトバンク打線を封じた。沢田、増井とつないで逃げ切った。

 これで今季ソフトバンク戦は3試合24イニング連続無失点。“鷹キラー”ぶりを見せているが、「得意という意識はないんですが、1イニング、1イニング全力で投げた結果」と語った。

 防御率でもソフトバンク・千賀の1・384を上回る1・380となり、リーグトップに浮上。本拠地京セラドームで今季初勝利を飾った山本から目が離せない。

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