DeNA東3連勝!好投7回1失点「地元みたいな」ナゴヤで初勝利
「中日1-8DeNA」(30日、ナゴヤドーム)
小気味よいテンポで低めに投げ込む。DeNA先発の東克樹投手(23)が7回5安打1失点で3勝目を挙げた。15日の中日戦(横浜)から3連勝。本来の球威が戻らない中、10個の三振を奪った。
大量リードをもらい「気持ちが楽になった」。四回こそ適時打を浴びたが最少失点で粘る。左肘の違和感から復帰後4戦目。「今年は球速が出ていない分、僕なりに苦しんでいる。その中で結果が出て良かった」と手応えをにじませた。
出身は三重県だが、高校は愛知県の愛工大名電に進学。名古屋は「地元みたいなもの」。この日、球場を訪れた家族や友人の声援を受け、ナゴヤドーム初勝利だ。チームはようやく最下位脱出。「あきらめていない」と反撃を誓う東が、勝利をたぐり寄せていく。