中日高橋、日本新ならずも「勝ったので」月間9度の猛打賞まであと1本
「巨人3-7中日」(31日、東京ドーム)
中日は連敗を2でストップ。3位巨人に3差と迫った。
高橋周平内野手は、4点リードで迎えた九回の第5打席で空振り三振。日本新記録となる月間9度目の猛打賞にリーチをかけていたが、快挙達成はならなかった。
三回の第2打席で、左中間へ勝ち越しの2点二塁打。五回の第3打席は右翼席へ4号ソロを放った。高橋は「狙って打てて良かったです」とコメント。七回の第4打席は遊ゴロ、九回の第5打席に期待がかかったが、バットが空を斬った。
高橋は26日のヤクルト戦で、月間8度目の猛打賞。川上哲治やイチローら偉大なレジェンドの記録に並んでいた。29、30日のDeNA戦では2試合で1安打に終わり、ラストチャンスであと1本まで迫ったが、惜しくも快挙は逃した。
それでも、2安打3打点と勝利に貢献。高橋は「あと一本というところまできたので意識はしましたが、チームが勝ったので良かったです」と笑みを浮かべた。