日本ハム吉田輝、前日のワースト6失点投にも「いい意味で勉強になった」
日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が5日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で行われた2軍残留練習に参加。ランニング、キャッチボールなど軽めの調整で汗を流し「今まで通りのイメージでそのまま投げられれば、前と同じようなピッチングになると思います」と次回登板へ闘志を燃やした。
1軍昇格テストと位置づけられた4日のイースタン・巨人戦(ジャイアンツ球場)では、3回を投げてプロ入り後ワースト6失点。「力み方を間違えていたというか。力を入れた時に力み過ぎたかなという感じでした」と高めに浮いた球を痛打され、4四球と本来の投球ができなかった。
一方で、修正する部分は明確。この日のキャッチボールでは「下半身の使い方を軽めに確認したという感じです」とフォームを微調整し、納得のいく状態に戻す努力をした。イースタンは9試合に登板して0勝3敗、防御率4・15。前日の悔しさは「いい意味で勉強になったので、次に生かしていきたいで」と既に切り替えている。
映像で確認した栗山監督は「良いものも感じられたし、悪いものも感じられたし。考えます」と結論を保留していたが、一両日中にも今後の方針を明かす見込み。週明け広島3連戦(札幌ドーム)中の1軍デビューへ、可能性は残されている。