日本ハム輝星、王者に挑む!12日・広島戦で1軍デビュー 栗山監督が先発明言
日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が、12日・広島戦(札幌ドーム)で1軍デビューすることが5日、決まった。栗山監督が「来週の水曜日に先発をさせます」と明言した。7日・阪神戦(甲子園)から1軍に合流する。
昇格最終テストとして位置づけられた4日のイースタン・巨人戦は、先発で3回を投げてプロ入り後ワーストの6失点。4四球と課題を露呈したが、指揮官は「真っすぐの投げっぷりがすごく良かった」と決断に揺るぎはなかった。
イースタンは9試合に登板して0勝3敗、防御率4・15。この日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で汗を流した右腕は「下半身の使い方を確認しました。もう次の登板に向けて始まっているので」と課題と向き合い、まだ見ぬ1軍の舞台を見据えた。
昨夏の甲子園では秋田勢103年ぶりの準優勝に導き、日本全国に“金足農旋風”を巻き起こした吉田輝。再び聖地の土を踏み、パワーを蓄えて、セ界3連覇の王者に挑む。