ロッテ石川4回6失点で3敗目 二回以降別人に「ボールが全部高かった」
「交流戦、巨人11-3ロッテ」(9日、東京ドーム)
3連勝中の石川歩投手が4回を被安打9で6失点。3敗目となった。
一回は亀井、坂本、丸を3者連続三振。いずれも150キロ超の真っすぐだった。
井口監督は「素晴らしい立ち上がりだった」と話したが、二回以降は別人になった。
1死後、大城に二塁打を許すと、続く陽岱鋼の打球は左翼へ上がった。菅野が前進。グラブを差し出して捕球しようとしたが、できずに適時三塁打となった。続く若林の一ゴロで2点目を失った。
三回は先頭の亀井にシンカーを右翼席に運ばれ、大城の適時打でまた2点を失った。四回は若林に2号ソロ弾、坂本に適時打を喫してしまった。
井口監督は二回以降の石川を「変化球が多くなり、逃げていくピッチングになって捕まってしまった」と指摘した。
その石川は「ボールが全部高かったです。それだけです」と話し、こう付け加えた。「次、頑張ります」。