東農大北海道オホーツクが初の4強 ブランドン大河が全国大会初アーチ

7回、コールド勝ちとなり喜ぶ東農大北海道オホーツク・ブランドン大河(中央)=神宮球場(撮影・堀内翔)
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 「全日本大学野球選手権・準々決勝、東農大北海道オホーツク8-1城西国際大」(13日、神宮球場)

 東農大北海道オホーツクが初の4強入りを果たした。アメリカ人の父を持つブランドン大河内野手(3年・石川)が五回に左翼へ全国大会1号となる3ラン。七回コールドの大勝に大きく貢献した。

 高々と舞い上がった打球で、試合の流れを一気に呼び込んだ。同点の五回に1点を勝ち越し、なおも1死一、三塁。高めの直球を振り抜き、左翼スタンド最前列に突き刺した。「ちょっと詰まったかなと思って」と二塁までは全力疾走。一発とわかると、かみしめるようにダイヤモンドを半周した。

 高校時代からプロ注目で、二刀流として活躍した。沖縄出身ながら、熱心な誘いを受けて「一番遠い北海道で頑張ってみたいな」と東農大北海道オホーツクに進学。大学からはもともと好きだった打撃に専念している。

 憧れ選手として大谷翔平、マイク・トラウト(ともにエンゼルス)に加え、同郷である山川穂高(西武)を挙げた。「見ている人も気持ちいいなと思う」とスラッガーたちのフルスイングに、憧れの思いは強い。南から北へ渡って着実に力をつけるブランドンが、豪快なバッティングでチームを勢いづける。

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