ロッテ、種市で連敗ストップ 柿の種コンビ誕生だ!柿沼好リードで4勝目

 「交流戦、ロッテ3-1DeNA」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 吉井コーチの「行くぞ!」の一言にロッテ・種市が「ハイ!」と背筋を伸ばした。六回を終えて106球。これまで100球前後でマウンドを降りていたが、プロ入り3年目で最多となる123球で挙げた4勝目。だからこそ価値があった。

 「七回は自分でもいきたいと思っていた。期待に応えることができてよかった」

 失点は五回、ソトに浴びた1発のみ。六回2死満塁でそのソトを迎えたが1-2と早めに追い込んでスライダーで空振り三振に切って落とした。

 150キロの真っすぐにフォーク、さらに切れのいいスライダーを多投した。主砲の筒香からは3三振、全部空振りで奪った。「全力で向かった。自信になりました」

 演出したのは4年目の捕手・柿沼だった。「(種市は)フォークのイメージですが今日はスライダーがよかったので」。2軍でともに汗を流してきた仲だからこそだった。

 種市と柿沼が組んで「柿のタネ(種)」。ピーナッツが名物の千葉を本拠地にする名コンビ誕生だ。

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