西武・中村 今季2本目の満塁打!通算18本目で記録更新
「交流戦、西武11-1ヤクルト」(14日、メットライフドーム)
美しい弧を描き左中間席へ運んだ。7-1の四回1死満塁、西武・中村はブキャナンの速球を力みなく振り抜き、今季2本目で通算18本目となるグランドスラムを放った。自身の持つ通算満塁本塁打のプロ野球記録を更新し「甘い球が来たので打ち返すことができた」と貫禄たっぷりに語った。
5月17日以来、約1カ月ぶりの本塁打だった。「もやもやはすごくあった」。一回の左前適時打も含め、4年ぶりの1試合5打点を記録。交流戦の通算73本塁打、194打点はいずれも歴代最多だ。西武が誇る“交流戦男”は「僕は初年度からやっている。時間が長いので、それぐらいの成績になった」と謙虚に話した。
14安打11得点の猛攻をけん引し「役割がどこでも、走者をかえすのが打者の仕事」と頼もしい言葉を並べた。