元巨人監督の堀内恒夫氏 同期入団・宇佐美氏の一周忌を偲ぶ
巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏が19日、ブログを更新。1年前にがんで亡くなった同期の宇佐美敏晴氏をしのんだ。
「宇佐美敏晴、ありがとう」と題し「今日はね第1回ドラフト会議で巨人から一緒に指名を受け歳も同じ、ポジションも同じ、という宇佐美敏晴の命日なんだ。あれからもう1年経ったんだなぁ…ということで昨年の想いをここに改めて置かせてもらって今日は彼を偲ぶ日とさせてください。」と昨年、宇佐美氏との思い出をつづったブログをリンクしていた。
宇佐美氏は1965年度のドラフト6位で愛媛・西条から巨人に入団。同1位の堀内氏と切磋琢磨(せっさたくま)した仲だった。1年目から13年連続で2桁勝利を挙げ、巨人のエースに君臨した堀内氏とは対照的にプロ通算1勝に終わり70年限りで現役を引退した。
それでも同期の仲は変わらず、故郷に戻った宇佐美氏との親交は続いていた。それだけに昨年、宇佐美氏が亡くなったときには、多くの思い出をつづっていた。「同期が亡くなるって正直シンドイね。」ともつづっていた堀内氏。苦楽を共にした友のことは永遠に忘れないようだ。