新潟出身のDeNA・飯塚 五回を粘れず無念の降板

 5回、交代を告げられぼう然と立ち尽くす飯塚(撮影・棚橋慶太)
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 「交流戦、DeNA-日本ハム」(19日、横浜スタジアム)

 今季初登板となったDeNA先発・飯塚が4回1/3を3失点で降板した。

 四回まで毎回走者を出すも、粘りの投球でスコアボードに0を並べた右腕。だが、3-0で迎えた五回に崩れた。1死後、石井に四球を与え、続く代打・清宮に二塁打を浴び二、三塁。さらに西川に右翼線への2点三塁打を浴びたところで交代を告げられた。

 新潟県出身の5年目。前夜には震度6強を観測した地震が同県を襲った。気持ちを込めて1球1球を投じたが、勝利投手の権利を得る直前に暗転。降板した背番号30はベンチで唇をかんだ。

 後を継いだ藤岡も日本ハムへ傾いた流れを止められず、この回計4点を失い、逆転を許した。

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