巨人丸、原監督の丸ポーズに動揺「僕もびっくりして…」同点弾&決勝打で4打点の大暴れ
「交流戦、巨人4-2オリックス」(20日、東京ドーム)
巨人・丸佳浩外野手が、12号2ランを含めて全4打点の大暴れ。逆転勝利に貢献し、チームを交流戦5カード連続の勝ち越しに導いた。
まさに“丸劇場”だった。2点を追う六回、K-鈴木の外角145キロを仕留め、左翼ポール際へライナーで運ぶ12号2ランを運んだ。
そして八回には2死から亀井、坂本勇が連続四球。好投のK-鈴木をマウンドから引きずり降ろすと、再び丸が勝負強さを発揮した。2番手・近藤から右翼フェンスを直撃する決勝の2点三塁打。G党が歓喜に酔いしれた。
お立ち台では同点2ランに「僕も正直、切れるかと思ったが、何とか日頃の行いがよく切れなくて良かった」とリップサービス。ベンチでは選手だけでなく、原監督も「丸ポーズ」を作って出迎えたが、丸はこれには動揺した様子。「僕もびっくりして丸ポーズで返すことができなかった。しっかり準備しておきたい」と笑った。
チームはリーグ首位もがっちりキープ。ファンの大歓声に、「チームが苦しい試合で結果を残すことができて良かった。ありがとうございます」とうなずいた。