巨人・坂本勇がまさか…プロ野球タイ記録の1試合5三振の屈辱 打率も3割切る
「交流戦、巨人3-8ソフトバンク」(21日、東京ドーム)
巨人・坂本勇人内野手が、9イニングではプロ野球ワーストタイ記録となる1試合5三振の屈辱を味わった。
まさかの光景だった。リーグ屈指の好打者が、ソフトバンク・千賀に4打席連続三振。一回は158キロの直球にバットが空を斬り、三回は外角のカットボールにバットが出ず。四回は2死二塁の好機で154キロの高め直球に見逃し三振に倒れた。逆転された直後の六回は、2死一塁でスライダーに空振り三振。九回は代わった高橋純の変化球に力のないスイングで、空振り三振に倒れた。
1試合5三振は9イニングでは両リーグで17人目。球団では00年の上原浩治、05年の仁志敏久、14年の橋本到以来、4人目。
6月は絶不調で、ついに打率・299と3割を切った。16日の日本ハム戦では腰の張りで途中交代するなど、コンディション面も下降。試合も敗れ、チームは交流戦優勝へ崖っぷちに立たされた。