巨人・原監督、痛恨の逆転負けにいら立ち「1アウトを3人の投手で取れない」
「交流戦、巨人3-8ソフトバンク」(21日、東京ドーム)
痛恨の逆転負けで、巨人は交流戦首位浮上を逃した。難敵・千賀から五回までに2点のリードを奪ったが、六回に暗転し6失点。原監督は「ストライクを取ることに一生懸命になっちゃうというのは、ピッチャーとして戦う以前の問題だよね」と表情を曇らせた。
同点に追いつかれ、なおも2死満塁の場面で打席には代打・福田。ここで指揮官は宮国から左腕・森福にスイッチした。だがカウント2-1から満塁弾を浴び「1アウトを3人のピッチャーで抑えられなかったというのがね」。口調にいら立ちがこもった。
交流戦の雌雄を決する大事な一戦でソフトバンクに王手をかけられた。22日の相手先発は、好投手の高橋礼。3度目の戴冠を狙ったが、崖っぷちに立たされた。