「交流戦、ＤｅＮＡ－楽天」（２２日、横浜スタジアム）

　先発したＤｅＮＡのドラフト３位・大貫（新日鉄住金鹿島）が大炎上。初回に打者７人に対して１死も取れずに降板となった。

　先頭の茂木、島内に連続二塁打を浴びて先制点を許すと、浅村には四球。４番のブラッシュに左翼線へ適時二塁打を運ばれた。

　銀次に四球を与え、無死満塁。ここでウィーラーに右前適時打、辰己に押し出し四球を与え、なお無死満塁の場面でついにラミレス監督が交代を告げた。

　大貫はここまで３勝３敗、防御率３・８６の成績を残し、先発ローテーションの一角として開幕から活躍を見せていた。

　２番手のマウンドには進藤が上がり、８番太田に右前適時打を打たれ、５点目を献上。その後、２死から島内に押し出し四球。浅村を遊ゴロに仕留めてようやく３つ目のアウトを奪った。結局、大貫は０／３回を４安打３四球６失点となった。

　だが、その裏に打線が猛反撃。初回に失った６点を、直後の裏の攻撃でひっくり返した。

　先頭の神里が二塁打で口火を切った。１死後、クリーンアップが３者連続四球を選び、ロペスが２点二塁打。四球を挟み、大和が中前適時打を放った。

　２点差に追い上げ、なおも２死満塁。ここで打者一巡して神里が左中間へ３点二塁打。一挙７得点で球場のボルテージは最高潮となった。