DeNA大貫 初回1死も取れずKO 即座に7点も…
「交流戦、DeNA9-11楽天」(22日、横浜スタジアム)
壮絶な殴り合いを演じたが、勝利をつかむことができなかった。初回6点のビハインドを、即座に7点奪ってはね返す猛攻を見せるも、DeNA・ラミレス監督は「リードを守り切ることができなかった」と淡々と振り返った。
先発の大貫は初回1死も奪えず4安打6失点でノックアウト。「あのまま投げさせていれば何点取られているか分からなかったですし、もちろん選手を育てなければいけないですが、勝つということが重要なので」と早々に降板させた。
ここから中継ぎ陣のリレーが始まった。3番手・武藤は3回無失点と好投したが、9-6の五回から登板した平田が2点を失い、1点差に迫られた。ここで「相手に流れがいってしまった」と指揮官。六回からマウンドに上がった三嶋が七回、山下に逆転2ランを左翼席に運ばれた。
4番の筒香から快音は響かず、序盤につながった打線は五回以降無得点。それでもラミレス監督は「トゥモローアナザーデー」と23日の交流戦最終試合に目を向けた。