DeNAドラ1上茶谷、抜群の制球力 強力楽天打戦を6回6安打無失点
「交流戦、DeNA-楽天」(23日、横浜スタジアム)
先発したDeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(東洋大)が94球で6回6安打無失点と好投。強力楽天打線を封じ込めた。
抜群の制球力はこの日も光った。三回は2本の安打で1死一、三塁のピンチを招いたが、三塁・宮崎の好守備もあり4番のブラッシュを三ゴロ併殺に仕留めた。
バットでもみせた。四回、2死満塁の好機では痛烈な打球を左前に運び2点二塁打を放った。
「イニングの先頭打者やヒットで出塁を許すことはありましたが、野手の皆さんの助けもあり粘り強く投げることができました。自分の持っている球種でアウトカウントを整えられたことが、いい結果につながったと思います」と話した上茶谷。新人王候補が実力を証明した。