日本ハム吉田輝3回5失点KO 木田コーチ「いい部分もあった」
「交流戦、中日-日本ハム」(23日、ナゴヤドーム)
2連勝を狙ってプロ2度目の1軍マウンドに上がった日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=は、3回6安打5失点2奪三振、2四球。わずか60球でKOされた。
前回登板した12日・広島戦(札幌ドーム)では、5回4安打1失点で初勝利。高卒新人でデビューから2戦2勝を飾れば12年の武田(ソフトバンク)以来、史上7人目の快挙だったが、かなわなかった。
中田の16号2ランで2点の援護を受け、迎えた初回。先頭の平田に右翼線二塁打を許し、出はなをくじかれた。続く京田には三遊間を破られ、大島には四球。無死満塁のピンチとなり、ビシエドに同点の適時二塁打を浴びた。さらに、高橋の右犠飛で逆転。3点を奪われ、試合をひっくり返された。
二回は3者凡退でリズムを取り戻したかに見えたが、三回には高橋に右中間へ適時二塁打を献上。阿部には中前適時打を浴び、この回2点を追加され、降板となった。
木田投手チーフコーチは、球団を通じ「苦しいピッチングだったけど、いい部分もあった。反省すべきところは反省して、次につなげてもらいたい」とコメントした。