オリックス 日曜日に今季初勝利!1イニング4三塁打は72年ぶりタイ記録!

 「交流戦、広島3-9オリックス」(23日、マツダスタジアム)

 やはり「赤」を見れば、猛牛と化す。それも歴史的なトリプル攻勢で3連勝だ。オリックスは0-0で迎えた延長十回に一挙9点。小田、安達、後藤、福田がそれぞれ三塁打を放った。1イニング4三塁打は1947年8月16日に巨人が阪急戦で記録して以来、72年ぶりのプロ野球タイ記録。2リーグ制後、初の快挙だった。

 「素晴らしいじゃないですか。それしかない」。通算43三塁打の西村監督も相好を崩した。ロメロが右脇腹を痛めて離脱。吉田正は九回の好機で代走を送られ、延長戦では主砲を欠く戦い。ただ2死から大城の均衡を破る2点二塁打が大爆発の合図だった。続く小田が「大城が打ってくれて楽になった」と右中間を破る三塁打で加点。さらに打者一巡し、4本目の三塁打を放った福田は「去年1イニング3三塁打のとき、僕も関わっているので記録のことはわかっていた。(二塁を回ったところで)行かないかん、と…」と声を弾ませた。昨年6月17日のDeNA戦では大城、宗、福田で1イニング3三塁打の球団タイ記録。だからこそ、4本が球団新記録&プロ野球タイ記録になることを把握していた。

 日曜日は0勝10敗2分けだったが、そんなブラック・サンデーからも脱出。チームに勢いがつく勝利に、西村監督も「何があるかわからない」と最下位からの逆襲を誓った。

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