巨人、中継ぎ緊急補強 日本ハムと2対2トレードで鍵谷&藤岡を獲得

 巨人と日本ハムは26日、2対2の交換トレードが成立したことを発表した。巨人からは吉川光夫投手(31)、宇佐見真吾捕手(26)、日本ハムからは鍵谷陽平投手(28)、藤岡貴裕投手(29)が移籍する。巨人には懸案だった救援強化へ、実績のある左右の投手が加入。首位固めへの態勢を強化させた。

 残り74試合。5年ぶりのV奪回へ向け、緊急補強に打って出た。吉川光、宇佐見を交換要員に、7年目右腕の鍵谷と11年ドラフト1位左腕の藤岡を獲得。東京ドームでの全体練習後、原監督は「手助けをしながら、いいものが出せるようにしたい」と期待を込めた。

 救援強化は喫緊の課題だった。守護神・中川こそ安定しているものの、救援防御率はリーグ4位の3・83。逆転負けは16度を数える。精彩を欠くクックらが2軍落ちし、マシソンが故障で戦列離脱するなど、誤算が相次いでいた。22日には新外国人右腕のデラロサの獲得を発表。矢継ぎ早に補強を敢行した。

 エース・菅野と同級生の藤岡については、プロ入り前から知っていたという指揮官。「このところ少し消化不良的なところがあるので、気分一新。水を得た魚のごとく、ジャイアンツで暴れてもらいたい」。2位とのゲーム差は「1」。交流戦明けからの進撃へ、血の入れ替えで明確だった弱点を補った。

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