日本ハム移籍の宇佐見 入団会見後即代打で出場 ユニホームは間に合わず

 「日本ハム5-7ソフトバンク」(28日、札幌ドーム)

 巨人からトレードで移籍した宇佐見真吾捕手が入団会見後、即出場選手登録されて代打で出場。2打数無安打1三振に終わり、捕手として中継ぎ陣の崩壊を止めることはできなかった。

 「HOKKAIDO be AMBISIOUS」のユニホームが間に合わず、実松2軍育成コーチ兼捕手のユニホームを借りて臨んだ移籍初戦。2点ビハインドの六回2死の場面で登場し、千賀の前に投ゴロ。九回の先頭で迎えた第2打席は、武田の145キロ直球に空振り三振だった。

 捕手としては2点ビハインドの七回に3点を追加され、九回にもダメ押しの1点を献上。攻撃陣が九回に4得点と奮起したが、反撃はここまでだった。

 「慣れないというか特別な緊張感がありました」と宇佐見。ユニホームに加え防具も巨人時代の大先輩である実松の物を借りたが、勝利には結びつかず。チームは4連敗となり、栗山監督は「勝たないと意味がない。しっかりと受け止めてやっていく」と険しい表情で懸命に前を向いた。

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