楽天守護神・松井がまさかの大乱調 痛恨3連敗「四球を出した。恥ずかしいです」
「楽天5-6ロッテ」(28日、楽天生命パーク宮城)
楽天の守護神・松井裕樹投手(23)が、まさかの大乱調。チームも痛恨の逆転負けで、今季3度目の3連敗を喫した。
1点リードの九回に5番手でマウンドへ。岡、荻野を打ち取って2死とするが、そこから3者連続四球で満塁とし、清田に直球を中前へはじき返される逆転の2点適時二塁打を浴びた。
八回にはブセニッツも3連続四球を与える乱調もあり、松井も「気を付けてマウンドに上がったのに、四球を出した。恥ずかしいです」と肩を落とした。
試合前から降り続いた雨で足場が悪い中での登板となり「何とか(フォームを)元の状態に戻そうと思ったが…。満塁で踏ん張れれば良かったけど、本当に申し訳ない」と敗戦の責を負った。
八回以降に勝ちパターンの救援陣で4失点。リーグ戦再開初戦で、試合前には「入りが大事になってくる」と話していた平石監督。それでも「松井はここまでよくやってくれている。信頼して送り出しているので」と左腕をかばった。