「DeNA2-1広島」(29日、横浜スタジアム)
2球でピンチを断ったDeNA・国吉が3勝目を挙げた。
1-1の延長十回、この回から登板した石田が1死一、二塁のピンチを背負い、広島が代打・長野を選択したところでラミレス監督は「長野は左投手に強い。国吉はいい風に荒れたりするので、そういう投手が有効かなと思って選んだ」と国吉投入を決断。起用は的中し、国吉は長野を遊ゴロ併殺打に打ち取った。
お立ち台で「準備はしていたので、何とかゼロで抑えて、次の回の攻撃でサヨナラできるようにと思った」と振り返った右腕。思いが実ってのサヨナラ劇に「めちゃくちゃうれしかったです」と声を弾ませていた。