日本ハム8打者連続安打の猛攻 18安打9得点で連敗6でストップ
「日本ハム9-1西武」(2日、札幌ドーム)
日本ハムが二回に8連続長短打を含む打者11人の猛攻で一挙8点を先制。18安打9得点と打線が爆発し、連敗を6でストップした。巨人からトレードで移籍した宇佐見真吾捕手は移籍後初安打初打点を記録し、さらにプロ初の猛打賞をマーク。
0-0の二回。4番・中田の左前打が猛攻開始の合図だった。王柏融も中前打でつなぎ、渡辺の左翼線を破る適時二塁打で1点目。宇佐見も移籍後初安打&初打点となる右翼越え適時二塁打で追加点を生み出し、勢いは止まらなくなってきた。その後も清水、石井、西川、杉谷がつないだ。5連勝中の西武の先発・高橋光は8安打8失点でマウンドから引きずり下ろした。
プロ野球の連続打者安打記録はロッテが10年6月7日のヤクルト戦で記録した「10」。日本ハムは87年10月1日・西武戦でマークした「9」が球団記録。新記録に迫る勢いで打線が爆発した。
先発の加藤は5回3安打無失点で4勝目(4敗)。その後4投手を1イニングずつ使って悠々逃げ切った。