巨人7連勝!勢い加速5年ぶりの貯金2桁ターン確定 代役4番阿部がキッチリ仕事

 4回、追加点となる適時打を放ったビヤヌエバに片ひざをついてグラブを手渡す坂本勇人=東京ドーム(撮影・三好信也)
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 「巨人4-3DeNA」(6日、東京ドーム)

 巨人は今季初の7連勝。貯金15とし、優勝した14年以来5年ぶりの貯金2桁ターンが確定した。

 主砲岡本のコンディションが万全ではなく、スタメン落ち。だが、代役4番の阿部が存在感を示した。一回は先頭亀井の二塁打から1死一、三塁の好機。ここで阿部の強振した三ゴロが敵失を誘って先制した。

 四回にビヤヌエバの適時打で加点。2点リードとなった五回も好機で4番阿部に打席が回り、勝負強く右前適時打を放った。着実に得点を重ね、リードを広げた。岡本は八回に代打で出場し、四球を選んだ。

 援護を受けた先発メルセデスも力投。二回、無死一、二塁のピンチを乗り越えると、テンポ良くアウトを重ねた。7回4安打無失点の好投で6月7日のロッテ戦以来、約1カ月ぶりの6勝目。八回は大竹がロペスに、田口が筒香に連続ソロを被弾。九回は中川も伊藤光にソロを浴び、1点差まで迫られたが何とか逃げ切った。

 チームは前日、15年以来4年ぶりにリーグの貯金を独占。すでに前半戦の首位ターンも決めているが、投打がかみ合い、勢いが加速してきた。

 DeNAは2連敗。平良が2敗目を喫した。

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