楽天9連敗 痛恨ミスで再逆転許す…平石監督「過去よりも未来の方が大事」

 「楽天3-6日本ハム」(7日、楽天生命パーク宮城)

 楽天が痛恨の再逆転を許しての敗戦。これで引き分けを挟んで9連敗となり、5月18日以来の4位転落となった。

 平石洋介監督(39)が「防げるミスだった」と振り返ったのは初回。先発・菅原が3連打で1点を失ったが、1死一、三塁から王柏融が打ち上げた飛球を遊撃・茂木が深追いし、外野手との連携が取れずに左前へ落ちる適時打としてしまった。

 「勝っていようが負けていようが、ミスは防がないと」と苦言を呈した平石監督。連敗中は低迷の打線が、1点を追う1死一、三塁からブラッシュの適時打で同点。2死一、二塁で下水流が右前適時打を放ち、一時は逆転に成功するが、投手陣がリードを守れず。

 平石監督は「連敗連敗と言うが、今後どうしていくか。過去よりも未来の方が大事」と前を向く。ただ、かみ合わない投打にミスが絡んでの敗戦は、チームに重くのしかかった。

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