巨人菅野、七回途中3失点で9勝目お預け 自主トレ仲間・西との投げ合いは“ドロー”
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「阪神-巨人」(8日、甲子園球場)
巨人・菅野智之投手が、6回0/3を11安打3失点で降板。リーグトップタイの9勝目はお預けとなった。
二回に坂本に同点ソロを浴び、思わず天を仰いだエース。球の切れ、制球ともに本調子には程遠い内容で、三回には再び坂本に適時打を浴びた。
四回以降も毎回安打を許したが、投球術を駆使。六回2死一塁で大山を空振り三振に仕留めると拳を握り、気迫をみなぎらせた。
七回の攻撃では打席に立った菅野に原監督は代打を送らず続投。だがその裏、先頭マルテに右中間二塁打を打たれたところで交代となった。
この後、2番手田口が登板し、高山の犠打で1死三塁となったところで大竹にスイッチ。代打原口の犠飛で同点となり、菅野の9勝目の権利は消えた。
オフに自主トレをともにする西との投げ合いは“ドロー”となったが、四回には菅野自らのバットで同点の中越え適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。