岩倉・宮里 5回0封4者連続K 対外試合禁止処分乗り越え最速147キロ更新!

 「高校野球東東京大会・2回戦、岩倉2-0東洋」(8日、神宮球場)

 プロ注目の右腕、岩倉・宮里優吾投手(3年)が好救援で勝利をたぐり寄せた。五回から登板し、140キロ超の直球とフォークを軸に5回無安打無失点。「しっかり抑えて流れを持ってくる」と五回2死から4者連続三振を奪い、直後に先制点を呼んだ。

 チームは部内暴力で1月から3カ月間の対外試合禁止処分を受けた。逆境の中「どれだけ自分の中でできるか」と最速を147キロに更新。6月下旬に右手首を痛めたが、昨秋以来の公式戦でエースの役割を果たした。

 視察した中日・小山スカウトは「変化球が低めに決まっている」と評価。今春には妹の眞桜さん(1年)が同校の吹奏楽部に入部。この日はテスト期間で不在だったため、次戦は目の前で活躍を届ける。

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