日本ハム吉田輝「最後に甘くなった」小園に被弾もオール直球勝負で存在感
「フレッシュオールスター、イースタン-ウエスタン」(11日、楽天生命パーク)
イースタンの先発を務めた日本ハム・吉田輝が、ウエスタンの1番・小園(広島)に先頭打者弾を浴びた。
帽子を取って汗を拭い、思わず苦笑いを浮かべた。カウント0-2からの4球目、外角高め146キロ直球を見事に捉えられた。「最後に甘くなったストレートを打たれてしまいました」。打球は右翼ポール際に着弾。直球勝負で敗れた。
熊谷(阪神)は中飛に仕留め、続くは根尾(中日)。昨夏の甲子園ではバックスクリーンへ一発を浴びたが、この日は宣言通り直球オンリーで3球三振。最後は高め147キロでリベンジを果たした。
「2ストライクからストレートで空振り三振に仕留めることができて、良かったです」
左腰に張りを訴え、プロ初黒星を喫した6月23日・中日戦(ナゴヤドーム)を最後に実戦から遠ざかっていた。「今日がけがからの復帰登板となりましたが、自分の思った以上のボールを投げることができ、楽しかったです」。この日、打者5人に対して投じた18球は全て真っすぐ。1回2安打1失点に終わったが、持ち味は発揮した。