DeNA・筒香、4年連続球宴弾「阪神の皆さんの勢いにうまく乗せてもらった」
「マイナビオールスターゲーム・第2戦、全セ11-3全パ」(13日、甲子園球場)
“お祭り男”はオレだ。球宴でまた打棒が爆発し、4年連続本塁打をマーク。筒香は「感触はすごい良かった」と充実感をにじませて自画自賛した。
二回1死一、三塁で高橋光の初球143キロ直球をフルスイングした。弾丸ライナーが左中間スタンドに消えた。豪快な3ラン。ただ序盤から近本、原口、梅野の虎勢が一発攻勢で躍動しただけに「阪神の選手の皆さんが本当にすごいので、勢いにうまく乗せてもらいました」と笑った。
自身、球宴で4年連続の本塁打となり、山本浩二、松井秀喜(ともに5年連続)に続く史上3人目の快挙となった。特に松井氏は「そんなに簡単に話せない。誰が見てもすごい選手」と言うほど筒香にとっては憧れの存在。偉大なスラッガーの記録に、また近づいたが「まだまだ。それは来年の話。まずチームのために頑張りたい」と表情を引き締めた。
試合前のホームランダービーでは準決勝で鈴木に敗れたが、“本番”で結果を残した。高校時代もプレーした聖地での球宴は「他の球場とは違った雰囲気があった」。雨が降る中、最後までファンが見守り「選手としてはありがたい」と感謝。“セ界”を代表する主砲が圧倒的なパワーでファンを魅了した。