大船渡・佐々木が4回戦へ 最速155キロで6回ノーノー13K 衝撃の奪三振ショー

一戸戦に先発した大船渡・佐々木朗希=岩手県・花巻球場(撮影・堀内翔)
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 「高校野球岩手大会・3回戦、大船渡10-0一戸」(18日、花巻球場)

 最速163キロ右腕、佐々木朗希投手(3年)擁する大船渡が6回コールド勝ちで、4回戦へ進出。先発した佐々木は6回を無安打無失点1四球、打者19人から13奪三振の快投を見せた。

 16日の初戦に続き、「4番・投手」で先発出場。日本ハムとDeNA以外の国内10球団、米3球団のスカウトが熱視線を送るなか、衝撃の奪三振ショーを演じた。

 二回まで4者連続を含む5奪三振。6番をこの日の最速155キロで空振り三振を奪うと、客席からどよめきが起こった。三、四、五回も2つずつ三振を積み上げ、計11奪三振。四回、四球で唯一の走者を背負った2死二塁のピンチでは再び155キロを計測するなど、4番を空振り三振で無失点に抑えた。

 六回も2個の三振を加え、トータル13奪三振。球数は92球だった。チームは六回に2点を入れ、コールド勝ちを決めた。

 初戦は最速147キロとセーブしながら2回完全投球。この日は150キロ超えの直球を連発した。

 試合後、佐々木は「少しギアを上げました。ストレートで空振りを奪えていたので良かったと思います。自分のベストを尽くしていきたいです」とコメント。徐々にギアを上げ、甲子園出場を狙う。

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