福知山成美・神内がサヨナラ打 2度の苦難乗り越えた不屈の男「甲子園で勝ちたい」
「高校野球京都大会・4回戦、福知山成美2-1乙訓」(18日、わかさスタジアム)
京都大会4回戦が2試合行われ、福知山成美が乙訓にサヨナラ勝ちで8強進出。延長十回1死二塁で神内秦外野手(3年)が右中間にサヨナラ打を放ち「初球を狙ってました。センバツで初球を打って自信になったので」と笑顔を見せた。
不屈の男の執念だ。1年生の8月に右膝の軟骨を右肘に移植する手術を受け、それから半年後の練習中には打球を左目付近に受けて陥没骨折。視力も右目2・0に対し左目が1・0に下がった。それでも懸命の努力でレギュラーをつかみ、今春のセンバツ初戦・筑陽学園(福岡)戦で2安打2打点。成長を続けている。
チームは昨年春と今年の春に乙訓に敗れていた中、3度目の正直での勝利。神内は「甲子園で勝ちたいです」とまずは京都大会優勝を目指す。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
野球最新ニュース
もっとみる牧先制打からDeNA打線お目覚め 佐野&筒香&宮崎が続いて五回一挙4得点 「打線の軸になっていきたい」
楽天 開幕ローテに暗雲 開幕2戦目有力のハワードが腰張りで登板回避 ローテ再編へ
オリックス主将・頓宮 待望1号も笑顔なし「勝たないと」 チーム18年ぶりOP戦単独最下位決定
中日・上林「3番の役割」初回右前適時打 OP戦打率・333 井上監督「クリーンアップ候補間違いない」
ソフトバンク・大関 開幕前最終登板で好感触 課題の球威に収穫「ほぼ思った通りに来ている」
プロ野球 カジノ利用者は罰金処分へ 開幕前に区切り 近日中に発表
西武・渡辺 3回0封5奪三振 OP戦最終登板終え計13回無失点「開幕しても自分の投球ができれば」
ヤクルト また主力負傷…塩見が左膝痛め途中交代 リハビリ乗り越え実戦復帰も古傷再び