西武・多和田 復帰飾れず4敗目 2カ月ぶり登板も…痛恨被弾6回3失点
「西武1-3オリックス」(20日、メットライフドーム)
復帰戦を白星で飾ることができなかった。西武・多和田が2軍再調整を経て約2カ月ぶりに帰ってきたが、昨年から自身7連勝していたオリックス相手に6回3失点で4敗目。「チームに迷惑を掛けたので試合をしっかりつくることと、チームが勝てる投球をすることを心掛けた。チームが勝てなかったのが一番…」。先発として最低限の仕事は果たしたが、報われなかった。
同点の六回。先頭吉田正に1ボールからのチェンジアップをバックスクリーンに運ばれた。1、2打席目も初球を安打されていただけに「ファーストストライクに気を付けないと、と思っていてあの結果」と悔やんだ。今季の対戦成績11打数7安打の天敵に勝ち越しアーチを許した。
辻監督は「最初は粘って投げていた。もうひとつ、低めに伸び上がってくるのがない。力みもあったと思うけど、1回だけでは判断できない」と評価を持ち越した。前日19日は中村の通算400号サヨナラ弾で上げ潮ムードをつくったが、多和田が続くことはできなかった。