プロ注目の大手前高松・内田 度胸満点投球!タイブレーク制し16強入り
「高校野球香川大会・2回戦、大手前高松6-5藤井学園寒川」(20日・レクザムスタジアム)
大手前高松が、夏の香川大会初の延長タイブレークを制して16強入りを果たした。
勝利を呼び込んだのが、背番号「11」のプロ注目2年生右腕・内田悠太投手だ。八回途中から3番手でマウンドに上がり、最速143キロの直球を武器に強気の投球を披露。タイブレークに突入した十三回も無死一、二塁から「目の前の打者を抑えることだけ考えた」と犠飛による1点に抑え、その裏のサヨナラ劇につなげた。
175センチ、66キロと細身ながら度胸は満点。その投球スタイルから今大会は抑えを任される。目指すはチーム悲願の甲子園初出場。頼れる2年生は「ここからも簡単には勝てないと思うけど、自分の強みを出してゼロで抑えたい」と力強く誓った。