西武・山川 30号一番乗り 久々一発に安ど…目標50発へ再点火だ
「西武10-3オリックス」(21日、メットライフドーム)
淡いブルーの「令王(レオ)ユニホーム」に身を包んだ3万人超のファンと声をそろえた。本拠地にとどろいた「どすこい!」の雄たけび。西武・山川が2年連続となる両リーグ最速30号到達を、値千金の逆転3ランで決めた。
1点を勝ち越された直後の六回無死一、三塁、比嘉のスライダーに反応。「三振したくないと思って打席に入った。今の状態では本塁打を狙って打つのは厳しい。来た球を打っただけ。打った瞬間の手応えは完璧だった。久々に得点圏で本塁打が出たのは良かった」。長距離砲だからこそ感じた手応えを大勢のファンが待つ左翼芝生席中段まで届けた。
前打席では全力疾走で投手内野安打をつかみ取った。一度はアウトとなったがリクエストで判定が覆った。これが18打席ぶりの安打だった。「すごく大きかった。久しぶりのヒットで気持ち的にもホッとした」。
2年連続での30号一番乗り。「ちょっと時間がかかったので…。ポンポンと打てたわけじゃない」。43試合目で20号を放った後、30号までの10本には45試合もかかっており、年間49本ペースと目標の50発を下回る。「50発は流れに乗らないといけない。これからまた流れをつかめれば無理ではない」。4番の復活弾でチームも2カード連続勝ち越し。V2にはこの男のどでかいアーチが欠かせない。
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