箕島コールドで8強入り 公式戦初先発の沢田無失点「野球の神様はいるんだなと」
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「高校野球和歌山大会・3回戦、箕島8-1貴志川」(22日、紀三井寺公園野球場)
箕島が貴志川を七回コールドで下し、一番乗りで8強入りを決めた。
公式戦初先発となった沢田幸太朗投手(3年)が奮闘した。サイドスローから繰り出される緩急ある投球で、6回を4安打無失点。「いつもよりテンポ良く投げれた」と充実感をにじませた。
尾藤強監督(49)も「3年間コツコツとよく頑張ってきた。最後に野球の神様はいるんだなと。今日のピッチングは出来過ぎなくらい完璧でしたね」と力投を称えた。
しかし、8強では満足していない。「目標はここじゃない。甲子園に行くか、行かないかです」と即答した尾藤監督。父であり前監督である故・尾藤公氏の思いを受け継ぎ、平成25年以来の夏の甲子園に向け、再度チームに喝を入れる。