DeNA・上茶谷 新人王ライバルの阪神・近本封じを誓う「塁に出さない」
DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(東洋大)が22日、先発する23日・阪神戦(甲子園)で“近本封じ”を誓った。
今季は近本を相手に10打数2安打と抑えているが、虎の好調なリードオフマンだけに「機動力があるので、塁に出さないように気を付けたい」と警戒した。自身は今季、ルーキーながらも先発ローテ入りしてここまで5勝3敗、防御率3・46と堂々たる成績をマーク。近本は新人王争いのライバルでもあり、“直接対決”で抑え込めば栄誉もグッと近づく。
だが右腕は「試合中に考えたら打たれてしまいそう。考えないようにしたい」と苦笑い。投球に集中して、球団の新人では初の6連勝を目指すつもりだ。
この日は、甲子園球場の室内練習場でブルペンでの投球練習を行うなど入念に準備を整えた。DeNAは3連勝中と好調で現在リーグ2位。上茶谷は「(チームの)流れを止めないように、先発としての役割をしっかり果たしたい」と強い決意を示した。