南部 双子バッテリーの活躍でコールド勝ち「サインがなくても何を投げるか分かる」
「高校野球和歌山大会3回戦、南部11-1近大新宮」(24日・紀三井寺公園野球場)
南部が、双子バッテリーの活躍でコールド勝ちを収めた。兄の鎌倉海斗投手(3年)が、先発して4回1安打無失点の投球を見せると、弟の鎌倉航太捕手(3年)は二回に1死一、三塁から先制の左前適時打を放つなど2安打1打点を記録した。
2回戦では出番がなかった中、今大会初バッテリーを組むと、あうんの呼吸で近大新宮を抑え込んだ。兄の海斗は「ピンチになっても安心して投げられる。小学校(4年)からバッテリーを組んでいるので、安心感があるので」と笑顔。航太は「練習のブルペンだと、サインがなくても何を投げるか分かるので」と息がピッタリだ。
普段でも「同じところで笑ったり、同じ行動をしたりします」と航太は話す。勝利に貢献し、双子の戦いはまだまだ続く。