大船渡決勝戦で佐々木フィーバー過熱 球場一番乗りは昨晩10時半到着

 決勝、花巻東-大船渡の入場を待つ観客=岩手県営球場(撮影・堀内翔)
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 「高校野球岩手大会・決勝、花巻東-大船渡」(25日、岩手県営球場)

 大船渡・佐々木朗希投手(3年)を目当てに、13時の試合開始前の早朝から早くも人だかりができた。午前7時過ぎの時点で球場外周の一、三塁側には行列がズラリ。同8時30分に開門され、同8時35分には第1~3駐車場が満車となった。

 一番乗りは青森・黒石市の自営業・中村豊さん。昨晩に地元で友人と食事している際、「(明日)岩手の決勝だな」と思い立って球場へ向かった。車で約1時間30分かけて24日の午後10時30分ごろに到着。自らも黒石で高校球児として白球を追った経験を持ち、「佐々木君はすごいピッチャー。あまり偉大になる前に見ておこうと。きょう自己最速が生まれれば」と期待を寄せていた。

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