履正社 2年生・岩崎が躍動 7回参考ノーヒットノーラン12奪三振

 「高校野球大阪大会・5回戦、履正社7-0岸和田」(25日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 履正社の背番号「17」の右腕・岩崎峻典投手(2年)が、七回参考記録ながらノーヒットノーランを達成した。1四球に抑える毎回の12奪三振。初回1死から7連続奪三振など圧巻の投球を見せた。

 「六回に打席が回ってきたら代打。交代と言われていた」。幸い岩崎に打席が回ることはなく、七回のマウンドへ。最後は左飛に仕留めてコールド勝ち。「良かったです。(三回の四球は)もったいないです」と照れくさそうに小声で言った。

 今春センバツでは背番号「11」。星稜に初戦敗退し、登板機会はなかった。春季大阪大会はメンバー外。今夏はメンバーに戻ると、23日の大阪電通大高戦では4安打15奪三振で1失点完投。最速143キロ直球に、スプリットやスライダー、カットを駆使して三振の山を築いた。

 岡田龍生監督(58)は「精神面が未熟で、ちゃらんぽらんだったのが、いいかげんさが直り、ボールがまとまるようになってきた」と笑う。岩崎は試合前夜に1時間かけて「明日は抑えられるように考えながら」グラブとスパイクを磨くという。春夏連続甲子園を狙い、心も磨く。

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